彼女は
プライドが高い人で、
俺はそれまで
彼女が泣いている
ところなんて
見たことが無かったので、
うろたえてしまいました。
そして、彼女が
「誤解でこんなに
言われるなんて、
ひどい・・・」
とつぶやいたので、
俺は
「しまったーーーーー」
と後悔しました。
そのときは
「彼女の子供はやっぱり俺の子だ」
と思ったのですが、
先輩の家から
彼女の家へ向かう途中、
色々考え
「でも、Aさんの写真が
部屋にあったのは事実だし」
とか
「Aさんと付き合っているって
自慢していたのも
事実だろうし」
とかとか、
色々と疑問点が
また出てきました。
そして、
「やっぱり、
おなかの子供はAさんのだ!」
と自分に言い聞かせ、
彼女をもう一度
問い詰める事に決めました。
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