暴走族総長に入族を希望した結果…→総長「じゃあ入族試験受けろ。」→俺「入族試験…?」

 

昔、高校生の時、

暴走族に入っていることが、

一種のステータスだった。

 

当時、ヤンキーブームだったため、

族に入っていることが

カースト上位の

条件みたいなものだった。


しかし、

俺のクラスには

暴走族に入っているやつは

チラホラいたものの、

全員が中堅か弱小暴走族だった。

 

俺はそこであることを

思いついたのだった。

 

俺(もしや、俺が地元で

一番大きくて

有名な族に入ったら、

このクラスのリーダー格に

なれるかもしれない!)

 

思い立ったが吉日、

俺はすぐに行動に

移そうとするのだが、

入り方がわからない。


そんな大きな族の人の

人脈もなければ、

知り合いもいない。

 

とりあえず、

俺はゲーセンにいって、

それっぽいヤツに

聞き込みをした。

 

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