俺
「友達に『ウチの旦那は鈍くさくて、
ひとつもカッコよくないけど
子どもと私のことは
どんな事があっても
絶対守ってやるって
言われたわよ、
だから貴女ももう一度
ご主人と話し合ってみたら?』
って言ってやれ
のろ気てもいいぞ、
逆療法かな。」
嫁はもうその時、
目から涙が
止まらなくなっていた。
俺
「本当に明日は早いんだから、
折角の旅行が台無しになるぞ
あっ忘れ物…。
俺はお前の事愛しているからな。
それじゃお休み。」
俺は言うだけの事は言った、
土曜日は調査員から
連絡を入れてもらいながら
旅行は出先で
踏み込むつもりだった。
嫁
「あなた、
ごめんなさい。ごめんなさい。」
突然読めは携帯を置いて
泣きながら俺に謝りだした。
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