明らかに俺を
睨んでいるエリナに、
ホッとしたような
表情のエイジさん。
「大丈夫だって、
な?
大丈夫だよな?」
「マジで言ってんの?
つーか5万で
1ヶ月とかありえねーし」
「だから言ったろ?
いつもの5万じゃなくて、
何十万の価値があるんだって」
そりゃ~闇金だから、
返せなかったら
1~2週間で最悪な
事になる。
エイジさんに
「分かった」
と言ったエリナだったが、
俺には
「てめー超最悪」
と捨て台詞。
渡した五万を握り締めて
エイジさんはダッシュ。
俺とエリナは
ファミレスに戻り、車
に乗ってホテルに行った。
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