
前に付き合ってた
女性は仕事もできて、
物凄く美人で
人としての頭もすごく良くて
料理も上手で
何も言うことなく
自分には本当に
勿体無い人だった。
二人とも30超えてたので、
結婚できたらいいな
とも思っていた。
なのに彼女は
『もうちょっと自立できないと結婚なんてとんでもない』
と常に言っていた。
実際はどちらかと言えば
自立しすぎていて
一体今までどんな人と
付き合ってたのか
不思議なぐらいだった。
あまり元彼の話とかは
詳しくはしてくれない人だった。
あるとき、
アポなしで
彼女の家に行ったら
彼女は物凄く焦って
声を裏返させて
全くドアをあけてくれない。
ちょっとおかしいな
(もしかしたら男でもいて…)
とか色々思って
少し悲しくなり
暫くドア越しに
やりとりをしていたら
彼女が渋々ドアを
少しあけてくれた。
泣きそうな顔をしながら
『絶対怒らない?』とか、
『呆れない?』とか
『私の事嫌いにならない?』とか
今まで言われたこと
無いような事をいわれて
びっくりし、
全て否定して
中に入ってみると…
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