まだ童テーだった
高校生の頃の話です。
ちょうど夏休みに、
近所の寿司屋の
宅配のバイトを始めた。
最初の一日目は
宅配の仕事はなく、
もっぱら食器を洗っていた。
そして次ぎの日に
出前の電話がかかってきた。
すると先輩が
にやにやしながら、
「お前に行かせてやるよ」
と言ってきた。
(行かせてやるというか仕事を俺に押し付けただけじゃねーかよ)
と心の中で思いながら、
地図を見ながらチャリを走らす。
着いたところはマンションで、
オートロックを解くために
インターホンを押すと、
色っぽい女の人が
出てあけてくれた。
初めての宅配なので、
緊張しながら
ドアの前でもう
一度インターホンを鳴らす。
しかし、なかなか出てこない…
なかなかと言っても
30秒くらいだけど、
もう一度押してみる。
すると、
「はーい、今いきますぅ」
てな感じで
さっきの女の人の声がした。
ガチャとドアが少しだけ開く。
俺はドアを開け、
中に入ろうと前を見ると、
なんと女の人が
バスタオル一枚で立っている。
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