相手の声量に多少ビクつく。
電話越しから「なんじゃごらあ!」とか聞こえてくる。
若干電話をかけるところを間違えた予感。
相手「あ、もしもし?」
俺「はい」
相手「とりあえず明日の◯時に店来て!」
なんと。
急展開に少し戸惑いつつ、
履歴書を一応書いて次の日に備える。
母親にはこのことは黙っておくことに。
そもそも面接までこぎつけても
落とされてきたので、今回も期待してなかったし。
さて、やってきた当日。
指定された時間の10分前に店に着き、店の中に入る。
俺「こんにちはー!」
へんじがない。
俺「すんませーん!!」
「はいはーい!!」
声からするに昨日の電話に対応してくれた人っぽかった。
しばらくして出てきたのは小太りのおばさん、女将さんでした。
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