
地主の許可を得ている山で
サバイバルゲームをしていたある日の事。
地主から最近不法投棄で
困っているという話を聞き、
力を貸す事になった。
力を貸すといっても
実力行使をする訳では無い。
月に何回かやっている夜戦の時に
不法投棄されている場所を監視し、
もし犯人と遭遇するような事があれば
車のナンバーや証拠になる映像を撮って欲しいとの事。
ゲームが行われる週末のみの監視では
犯人と遭遇する可能性は低かったが
そういうシチュエーションが
大好きなメンバー達はノリノリで準備する事に。
現場はゲームをしている
フィールドへと向かう私道の入口から
県道を300m程進んだ道沿いの斜面下にあった。
県道と現場を見下ろせる山の斜面上に
巧妙にカモフラージュした
監視小屋を建て、監視作業が始まった。
それから約二ヶ月、
毎週のように夜戦と監視は行われたが
特に事件らしい事件も起こらず。。
そろそろ監視を終了しようかと
考えていたある週末、
予想外の事件が起こった…
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