私たちにも責任がある!!!すまなかった!!!」
朝母は泣きながら土下座している。
俺はそんな二人を見て泣いた。
俺にはもう親はいなく、
朝親にはとてもよくしてもらったから、
二人のこんな姿を見たくは無かった。
俺は泣きながらやめてください、
やめてくださいとだけ言っていた。
朝父も泣いていた。
朝父とは呑みに行くほど仲が良かったから、
すごく悲しかった。
朝青龍もすぐきて、
玄関で頭をつけて土下座している両親をみて泣いた。
みんなで20分ぐらい泣いていたと思う。
俺も落ち着いて、中に入ってもらった。
朝母がろくなもの食べてないだろうから、
と手作りのおしんこと煮物とおにぎりを出してくれた。
朝青龍は食べなかったが、俺はもらった。
美味しくて、食べながらまた泣いた。
朝母も泣きながら食べる俺を見て泣いていた。
朝父はそんな俺たちを見て涙をこらえていた。
そして朝青龍の頬をはたいた。
朝父「恥を知れ…お前はもう娘じゃない…俺たちには息子しかいない!!」
俺のことだった。
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