とてもいい両親だった。
俺が高校1年のとき。
親戚は俺を引き取るのをみんなが望んだ。
そりゃそうだ。
保険金とかも降りて、
億近い金が手に入ったから
そんな汚さを知って、
誰にも頼らずに高校・大学を出た。
家のことは隣のおばあさんが手を貸してくれた。
まぁそのおばあさんももういないのだが
でもそんな人が一人でもいたことが幸せだったと思う。
両親はいなくても、幸せを感じられたよ。
両親失って、人間の汚さを知って、
一人になって自暴自棄になりそうだったけど。
おばあさんは言ったよ
「泣いちゃあかん。
泣いたら悲しさだけでなく心の強さも出てってしまう。
でも悲しさは減らない。
強さだけがなくなっていくから。
いくら今つらくても、
何も信じられなくなっても、
自分を信じて、
あんたなら大丈夫。
悲しくても頑張れる。そうすれば親も喜ぶ。
そう毎日思って生きなさい。」
これで俺は頑張れたよ。
【さらに後日】
こんなとこで吐き出すのもなんだけど、
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