それすら出来ない人間に恋愛だなんだという資格はない!!!
親すら悲しませて…
それでも自分の楽しか考えてない馬鹿は
一回シんだほうがいいんじゃないか?
もう少し自分の立場、人の気持ちを考えろ!!!」
朝青龍は泣いていた。
文句を言うわけでもなく泣いていた。
俺は久々にこんな怒鳴って疲れて動けなくなった。
ただ見ているだけだった。
それからさらに1時間ぐらいたったのかな?
時計を見ると3時ぐらいだった。
さっきのセリフを思い出して、
自己嫌悪に陥っていた。
自分があんなひどいことを
口に出来ると思わなかったから
朝青龍は泣き止んでいたが、うつむいたままだった。
ふと、こいつもこいつなりに
大変だったのかもしれない…と思った。
すると自然と「ごめんな。言い過ぎた。」と口から出ていた。
朝青龍は何も言わなかった。
ずーっと何も言わなかった。
俺は気まずかった。
やっぱり言い過ぎたんだ。
こいつにこんなこと言ったのは初めてだもんな。
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