朝父「お前の荷物は家の外に置いておく。もうそれっきりにしてくれ。」
朝母「お前には人の気持ちが判らないんだね。私のせいだね。ごめんね。」
俺は朝母のせいじゃないのに、
と思いながらも口に出さなかった。
だって二人ともとてもいい人だから。
こうなったのは俺の責任。
朝青龍は泣いていた。
朝青龍から降りた俺。
朝両親に謝った「俺のせいです」と。
朝両親は俺を抱きしめてくれた。
そして謝ってくれた。
次の瞬間。
朝青龍に首を絞められる俺がいた。
握力40を誇る朝青龍はさすがだね。
シぬと思った。
でももう死んでもいいやと思った。
最悪だもん。
でもいきなり苦しみから解放された。
まだ目の前が白くてよく見えなかった。
朝母が俺に駆け寄って泣いていた。
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