帰って全部朝青龍に渡した。
俺「これで、実家に頼らず自分で生きるための足場を作れ」
朝青龍は受け取りを拒んだが、置いておいた。
そして朝青龍の母に電話をして迎えに来てもらった。
電車できた母は、
俺がまとめた朝青龍の荷物を持って
朝青龍と実家に帰っていった。
家に一人になった俺はみんなが食べなかったケーキを食べた。
フィルムまで綺麗にした。
下の銀紙までちょっと食っちまった。
そして歯に詰まった。
食べ終わって上司に連絡した。
とりあえず出て来いと言われて呑みに言った。
上司がおごってくれた酒だが、味が分からなかった。
何人か同僚も来てた。
グデグデに酔っ払ってもやっぱり気分は晴れなかった。
でもやっぱみんな励ましてくれたんだ。
「もっといい女はいるって!」
「これからは仕事も忙しいから考えてられないぞ!」とか…
でも一人だけなんか違ったんだよ。
「金も入って、豚みたいな嫁と別れられてよかったじゃんww」
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